紛争の内容
AさんはFXの失敗により、合計1000万円の借金をおいました。
取り返そうとしてのめり込んだ結果でした。

当事務所にお越しいただき、方針を相談したところ、住宅ローンを支払、住宅を維持したいとの事で、破産ではなく、個人再生を選択しました。

交渉・調停・訴訟等の経過
弁護士費用を6ヶ月積立て、個人再生申立をしました。
しっかりとした家計簿を提出したので、履行可能性はある程度明確になり再生委員はつきませんでした。

債権者の反対もなく、無事に再生計画が認可されました。

本事例の結末
・1000万円の債務が5分の1になり、200万円となった。
・200万円を3年かけて弁済。
・住宅は維持できた。

本事例に学ぶこと
住宅がある場合は、個人再生をすることによって住宅の維持ができる可能性があります。

弁護士 申 景秀