会社員かつ自営の方が、小規模個人再生で再生計画認可を取得できた事案

事案の内容
ご依頼当初は、後に副業となる自営業だけで再生しようとされていたので危惧していましたが、後に、会社員として就職して安定収入を得ることになった方が、個人再生を申し立てたものです。

手続などの経過
上記の通り、当初は自営業の収入のみでしたが、後に会社員として就職したことから、安定収入＋副業収入により、履行可能性が非常に高まりました。
また、家計状況も正確に記録していただき、その家計状況も真摯なものでしたので、個人再生委員が選任されることなく、手続は順調に進みました。

本事例の結末
裁判所から認可決定が出され、今後は支払いをしていくことになります。

本事例に学ぶこと
本件では、当初自営業のみの収入だったという点が不安でしたが、ご本人の努力により、安定収入を得ることができ、その結果、個人再生の再生計画案は認可されました。

ご本人の努力を少し後押しするのが、私たち弁護士の役割であることを改めて感じました。