紛争の内容

依頼者の方が相談にいらっしゃった時点で、合計8社に約600万円の負債がありました。

交渉・調停・訴訟などの経過

依頼者の方は、長期間にわたり返済を続けていた方でした。
そのため、代理人として取引履歴を開示し、調査したところ、完済していた会社も含め、3社に過払い金が生じていました。
そこで、回収した過払い金を元手に、順次債権者に和解を提案し、債務の整理を進めていきました。

本事例の結末

過払い金の大きい会社2社には訴訟提起をした結果、大きな金額を回収することができました。
残債務の大きい1社だけが残ってしまいましたが、こちらも分割払いでの和解が成立し、依頼者の方は今後、1社に対して約300万円の債務を返還していくことになりました。

本事例に学ぶこと

過払い金の請求については、訴訟提起をした結果、早期かつ請求額に近い条件で合意することができました。
本件は、弁護士にご相談いただいたことで、十分に返済可能な条件まで債務を整理することが出来ました。