紛争の内容
夫婦でレストランを経営していたが、不景気のあおりを受けて、閉店した。依頼者は、レストラン経営のための借入や生活費のための借入れをしていたが、閉店により返済が困難になり当事務所に依頼した。
交渉・調停・訴訟などの経過
住宅ローンを組んでいたので、破産では無く、個人再生の住宅資金特別条項を利用することにした。再生の経緯、生活状況等を丁寧に資料を用意して説明し、さらに、依頼者に家計簿を1円単位で半年以上つけてもらい、裁判所に申立てをした。
本事例の結末
その結果、再生(返済)計画に問題無いことが認められ、「120万円を3年で返済」との条件で、債務が圧縮された。依頼者は、現在は生活の立て直しができ、無理なく返済をし、幸せに暮らしている。
本事例に学ぶこと
しっかりと債務者の状況や収入の状況を裁判所に伝えて、再生計画の認可を目指すことが重要。
当事務所では、個人再生の経験が豊富ですので是非ご相談ください。