１度破産しても、何らかの事情で、再度破産せざるを得ない方もいるかもしれません。
当事務所でも、実際に、２回目の破産をされた方はいらっしゃいます。
では、これはどのような要件で認められるのでしょうか？
まず、法律によると、一応、自己破産の数に制限はありません。
しかし、一度破産をして免責を受けたら、７年間は免責を受けることが出来ません。
７年経っていたとしても、1回目と2回目の借金の原因が同じような事情であれば、かなり厳しく見られ、免責不許可となる確立は高いでしょう。
２回目の場合は、破産管財人事件となり、借金をした事情についてやむを得なかったと言えるような理由を具体的に説明・調査されることが多い印象です。
２回目の破産ができない場合は、「個人再生」などの選択肢もありますが、１度免責を受けた方は、借金は二度としないように気をつけて生活をしていただければと思います。
