忘れていた債権者

債務整理にあたり、相談者の方には、現在借り入れている金融機関など、債権者を教えていただきます。
そして、教えていただいた情報をもとに、その債権者に対する免責を受けるべく、破産手続をすすめていきます。

ここで、弁護士に伝えることを忘れていた債権者がいた場合、せっかく破産手続開始決定・免責許可という結果が得られたのに、当該債権者との関係では免責されず、債権が残ってしまうという場合があり得ます。

「まだ残っていたかな?」とうろ覚えの債権者でも構いませんので、弁護士との打合せの際には、思い当たる債権者全てを伝えていただくようお願いします。