債務整理の10分間の無料電話相談を行った後、実際に事務所にお越しいただき詳しくお話を伺うという流れになることがあります。また、相談の結果、その日のうちにご依頼を受けることもあります。
ご相談にお越しいただく際に、何を持って行けばよいのかというご質問を受けることが多くあります。そこで、どのようなものをご持参いただくと良いか、また、ご依頼いただく際には何が必要かをご案内します。
1 相談時にご持参いただくと便利なもの
・債権者に関する資料
相談の際には、最初に、借入先と現在の残高をお聞きします。「債権者からのはがき」「振込明細」「督促状」「ローン償還表」「裁判所からの通知(訴状)」などがあると便利です。
なお、ご相談者の方の中には、ご自身で借入先と残高の一覧表をまとめてきてくださる方もいらっしゃいます。そのようなものがあると、お話がスムーズに進みます。
・毎月の支出
ご相談の際には、毎月の家計の収支についてもお尋ねします。収入については多くの方が把握されていますが、支出については、特に家計の管理を別の家族の方に任せている場合には、あまり把握されていない場合があります。
毎月の家計の支出について、ざっとでよいのでまとめてあると便利です。
2 ご依頼を受ける際に必要になるもの
・印鑑
委任契約書や委任状に押印いただくための印鑑(シャチハタ以外。三文判でも可)が必要になります。
・着手金(1万円)
ご依頼を受ける際には、着手金として1万円を頂戴しております。着手金を頂いてから、債権者へ受任通知を発送します。
・現在ご使用のクレジットカード、キャッシングカードなど
借入先へ弁護士が受任の通知を送ると、もう借り入れはできなくなります。したがって、受任通知を送る際に、これらのカードはハサミを入れて返却します。
上記の他にも、相談の際にあると便利だと思われる資料については、是非ご持参ください。