給料ファクタリング、ちょっと待って!

給料ファクタリングを検討している方、本当に利用するか、ちょっと待ってください!

インターネットなどで「給料ファクタリング」という広告を見たことはありませんか?
あるいは、SNSでそのような広告・サイトを見たり、ショートメールが来たりしたことはありませんか?

「ファクタリング」は、通常、中小企業が売掛金債権をファクタリング業者に売却し先に代金相当額から手数料を引いた額を受け取り、売掛金の支払時期に、ファクタリング業者が売掛金を回収する仕組みを言います。
この仕組みを給料にあてはめたかのようなものが、「給料ファクタリング」だそうです。

一見、サラリーマンや消費者に有用な制度のようですが、手数料が非常に高く、以前当事務所でご相談を受けた方は、年率換算すれば300パーセントにも上りました。

いわゆるサラ金で借りたときの上限が年率20パーセントですから、いかに高い手数料率かがお分かりかと思います。

給料ファクタリングについて、現状では、貸金業法や利息制限法では規制されていないようですが、この手数料率を考えれば、返済できるのか、そして、利用にメリットがあるか、よく考えるべきです。

給料ファクタリングを検討する理由は様々だと思います。
ですが、住宅ローンの返済を終えておらず、すでに多額の借金をしている方、住宅ローンを返すために新たな借金を考えている方、ほかの借金を返すために新たな借金を考えている方は、給料ファクタリングを利用する前に、一度、個人再生・自己破産で実績のある当事務所にご相談ください。
皆さまの経済的再生のお力になれるようご相談にのって参ります。

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