免責不許可事由とは、裁判所から免責許可が出ない(つまり借金の免除が認めてもらえない)一定の事由を指し、破産法に規定されています。 具体的には以下のとおりです。 (1)不当な破産財団価値減少行為 (2)不当な債務負担行為 ・・・
「弁護士による借金解決コラム」の記事一覧(29 / 60ページ目)
破産手続申立てまでに時間がかかるケース
自己破産手続申立てを弁護士に依頼し、そこから申立ての準備を行っていくことになりますが、実際の申立てまでに相当程度の時間がかかるケースが存在します。 すべてではありませんが、経験上、申立てまでに時間がかかるケースを以下にま・・・
2度目の破産について②
前回の「2度目の自己破産について①」のコラムにおいて、2回目の自己破産では裁判所の審査が厳しくなるので、原則管財事件となると考えた方が良いと書きましたが、場合によっては、同時廃止手続となることもあります。 私(執筆者)が・・・
破産手続をとっても免責されない債権
破産が認められ、免責許可決定がなされると、破産者が破産開始決定申立時に負っていた債務は、基本的には免責され、返済しなくてもよいことになります。 しかし、破産手続きによっても免責されない債権があります。 財団債権という債権・・・
さいたま地裁管内の破産手続・個人再生手続の状況
当コラムでは、しばしば「司法統計」について言及しています。 現時点で、令和3年4月の速報値迄が公開されていますところ、令和3年4月の自己破産新受件数(新規申立て)は404件(法人30件、個人374件)、同年3月が374件・・・







