前回の「2度目の自己破産について①」のコラムにおいて、2回目の自己破産では裁判所の審査が厳しくなるので、原則管財事件となると考えた方が良いと書きましたが、場合によっては、同時廃止手続となることもあります。 私(執筆者)が・・・
「弁護士による借金解決コラム」の記事一覧(26 / 57ページ目)
破産手続をとっても免責されない債権
破産が認められ、免責許可決定がなされると、破産者が破産開始決定申立時に負っていた債務は、基本的には免責され、返済しなくてもよいことになります。 しかし、破産手続きによっても免責されない債権があります。 財団債権という債権・・・
さいたま地裁管内の破産手続・個人再生手続の状況
当コラムでは、しばしば「司法統計」について言及しています。 現時点で、令和3年4月の速報値迄が公開されていますところ、令和3年4月の自己破産新受件数(新規申立て)は404件(法人30件、個人374件)、同年3月が374件・・・
破産によって借金を免除してもらうための調査について
借金の金額が大きい場合、破産手続を申し立てて借金を免除してもらおうとすると、裁判所が破産管財人を選任して、破産管財人が借金を免除して良いかどうかの調査を行うことがあります。 この調査では、破産者の方が破産管財人に対して、・・・
忘れていた債権者
債務整理にあたり、相談者の方には、現在借り入れている金融機関など、債権者を教えていただきます。 そして、教えていただいた情報をもとに、その債権者に対する免責を受けるべく、破産手続をすすめていきます。 ここで、弁護士に伝え・・・