ぜひ、お借入先の名前をフルネームで挙げみて下さい。
少し前まで当たり前のように利用していたカードの名称がいつの間にか変わっていたり、
請求書の社名が気づけば違う名前になっていたり……。
それは社名変更でしょうか。
それとも、お借入先の会社そのものが別会社に移っているものでしょうか。

消費者金融からのお借入の場合、最初に契約した会社名が、今は違う会社名になっていることも多いので、中には、
「あまりにも頻繁に会社名が変わりすぎていて、どこの会社が現在の借入先なのか分からない……」
なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
債務整理のご相談において、借入先がどこなのかを聞き取ることはとても重要なことの一つです。
ぜひご相談時に、ご自身がどの会社から借り入れがあるのか、カードや契約書を確かめておかれることをお勧めします。

また、もしお手元に旧カードや旧契約書があればお見せください。
実は現在の会社名だけでなく、最初のお借入当時の古い会社名や資料も大切だったりします。
債務整理でご相談に来られるご依頼者の中には、10年以上前から同じ会社で借り続けている、という方もいらっしゃいます。
契約の更新時に新しいカードを発行されれば、古いカードを破棄される方も多いと思いますが、
一貫して同じカードを使っていらっしゃれば、古いカードのデザインから、契約年数の長さを知ることができ、
過払の可能性の有無の一つの判断材料にもなります。

ご相談の際は、ぜひ、お手元のカードや契約書や請求書から、会社名をご確認されてみてはいかがでしょうか。