もう半年程前の事ですが、自宅の郵便受けを見てビックリ!「民事訴訟裁判告知」と書かれたハガキが私宛に届いたからです。

ハガキには「今回、貴方に対する民事訴訟裁判の訴状が提出された事を通達致します。貴方は回収業者及びお取引き契約会社に対しての契約不履行につき原告側が提出した訴状を管轄裁判所が受理した事をご報告致します。~」などと、分かったような、分からないような文面が並んでいて、結局、なんだか分からないけど、自分が訴えられていて、裁判に出廷しないと大変な事になるらしい(「給与及び動産物、不動産物等の差押え執行官立会のもと強制執行させて頂きます」と、ご丁寧に赤字で書かれていました)。しかも差出人は「財団法人 東京第一財務報告センター(管理)」。

で、個人情報保護の為、詳細等は当職員までお問合せ下さい。と電話番号が書いてあり、またまた赤字で「※ご連絡なき場合には、本書を勤務先へ郵送させて頂きます」と書かれていました。
私は、法律事務所に勤めているので、このハガキに書いてあることが、意味不明で、間違いだらけなので、「どうせ、振込め詐欺かなんかだから無視すればいいや」と考えました。でも、借金をしていて返済が滞っているなど、思い当たる節がある人、あるいは、全く一般の方がこのハガキを見たら、誤解を確認するために、電話してしまうかもしれない。こうやって、犯罪に巻き込まれてしまうんだな…。と、恐ろしくなりました。本当に、嫌な世の中になりましたね。
こんなおかしな電話や葉書が来たら、まずは、お気軽に、弁護士にご相談くださるといいですね。