紛争の内容
依頼者の方は、自営業者として、海外のCDやDVD等の輸入代行をしていました。
ところで、依頼者の方は、収入が少なかった時期に、複数の消費者金融から借り入れをしていました。
額としてはそこまで大きくなかったのですが、1か月あたりの返済額が大きく、また、元金がなかなか減らない状況でした。
そこで、債務整理のご相談を受けました。
交渉・調停・訴訟などの経過
本件では、現在の事業への影響や、総債務額、収入の状況等から、任意整理による債務整理を行うことになりました。
頭金として一定額が必要になった債権者もありましたが、依頼者の方にも協力していただき、比較的スムーズに交渉は進みました。
本事例の結末
最終的には、収入を考えても無理のない範囲内において、全ての債権者と任意整理の合意をすることができました。
本事例に学ぶこと
本件は、任意整理をしたことにより、今後は無理のない額での返済をしていくことになります。
また、将来利息のカットもできましたので、依頼者の方の負担は相当軽減されたのではないかと思います。
弁護士 赤木誠治