債務整理についての相談を受けていて、相談者の方から、「カード会社から訴えられた。裁判所から書類が届いた。もう破産するしかない。」といった相談を受けることがあります。
書類の内容は様々で、貸金返還請求訴訟を提起されて「○○円支払え」との判決書をお持ちの場合もあれば、支払督促であったりします。
ここで注意しなければならないのは、実は消滅時効期間が経過していて、そのまま放置しておいた支払督促です。
支払督促は裁判所書記官による処分に過ぎず、債権回収会社等が依頼者財産に強制執行しようとしてきたときに、時効消滅の主張をすることが出来ることがあります。
そのため、実は自己破産を回避できる場合があります。
一度書類を全て持参の上、弁護士にご相談下さい。
