債務整理のご相談を受けますと、よく「もっと早く相談しておけばよかった」と感想をいただくことが多いです。
やはり弁護士に相談することはまだ敷居が高いこともあり、「何とかもう少し自分だけで頑張ってみよう」と思われる方が多いように思います。
その結果、ご相談の段階では、さらに状況が悪化しているということも散見されます。
そこで、どのような状況に陥ったら弁護士に相談すべきか、そのひとつの目安として、以下の事象のいずれかに該当したら、早期の法律相談をすることをお勧めいたします。
①毎月返済しているのに借金が減らない
→ご自身の力だけでは完済は難しい状況となっているためです。
②3社以上の金融会社から借入れをしている
→自転車操業の状態になっていると思われるためです。
③今月の返済が滞った、来月の返済の目途が立たない
→カードの使用等ができなくなり、さらに返済状況が悪化するためです。
④債権者からの取立てが激しい
→債権者からの取立を止められるのは弁護士からの通知しかないためです。