破産・個人再生申立代理人、破産管財人・個人再生委員をしておりますと、
借金で悩んでいる方のなかに、「カードの現金化」「ショッピング枠の現金化」
をしている方がいることに気が付きます。
「カードの現金化」「ショッピング枠の現金化」は、
古くから街中の看板で広告されていたり、
いまではインターネット上で広く広告されています。
また、提携などを通じて、「現金化」を流れ作業的に行っている業者もあるようです。
ですが、いま借金でお悩みの方で、「カードの現金化」「ショッピング枠の現金化」
をお考えの方、少し待って下さい。
「現金化」の為にカードを利用しても、そのカード利用の支払日は必ずやってきます。
その時の支払代金はありますか?どのように用意しますか?
当たり前ですが、「現金化」しても、カードの利用代金よりも低い現金しか受領できません。
また来月「現金化」するのですか?
「現金化」は、破産法上の免責不許可事由に該当する可能性があります。
また、刑事責任を問われる可能性も、ないとは言えません。
その様なリスクを冒して「現金化」しても、負債は増大するだけの方がほとんどのはずです。
根本的な解決をするためには、「現金化」をするのではなく、
個人再生や破産手続を検討する必要があるのではないかと思います。
サラ金でお悩みの方・「現金化」を考えるほどお困りの方で、
根本的な解決をお考えの方、経済的再生をお考えの方は、
ぜひ、個人再生・自己破産で実績のある当事務所にご相談ください。
皆さまの経済的再生のお力になれるようご相談にのって参ります。