破産や個人再生といった裁判所に申し立てを行う手続の場合、通帳のコピーの提出は必須になります。
通帳は、お金の流れを把握できる大切な書類です。

また、必要書類には保険証券などもありますが、どの保険に加入しているか、普段は忘れている方もいらっしゃると思います。
そんなとき、通帳を見てみると自動引き落としになっていて自分がどういった保険に加入しているか、改めて思い出すこともあると思います。
あるいはこれまで借り入れてきた債権者への返済額は月々いくらで合ったのか、
誰かにお金を送金していたら、
それは一体何の送金で合ったのか、
誰かからお金を受け取っていたら、それは生活費の援助なのか、
もしくは借りたお金なのか、
年払いの会費や、
何年か前に受け取った保険の解約返戻金など、
通帳にはその時のお金の動きがたくさん刻まれています。

見慣れない入金や送金があれば、申立前に入念に確認させて頂いております。
ぜひ、ご自身の通帳を開いて、一つ一つの項目を思い出してみて下さい。
長い間記帳していないと、一括記帳になってしまいますので、こまめに記帳されることをお勧めします。