紛争の内容裁判所から、小規模個人再生を申し立てた再生債務者の監督のため、個人再生委員をしてほしいと依頼を受け、就任しました。 主に、再生債務者と面談のうえ、再生計画の履行可能性を中心に確認し、毎月の家計簿のチェック、返済・・・
「再生委員」の記事一覧
ギャンブル(オンラインカジノ・競馬)が原因で総額約1200万円を負った方について、小規模個人再生手続により大幅な減額ができた事例
事案の内容Aさんは、競馬にのめり込んでしまったことが原因で、それまでの貯金の全額を使い果たしてしまいました。 さらに、その後も借り入れを繰り返しては、今度はオンラインカジノに費やしました。 その結果、毎月の返済が家計を圧・・・
履行可能性について問題があり、個人再生委員の指導により弁済予定額等の見直しをさせて再生計画の認可を得たケース(小規模個人再生)
紛争の内容会社員のAさんは、月額50万円以上の収入がありましたが、転職をした結果収入が激減し、住宅ローンのほか子どもの学費等のために借り入れが増えていってしまいました。 どうしても月額の約定返済額を返せなくなり、やむを得・・・
投資の失敗により多額の負債を抱え、そこに子の進学等の事情が加わり返済が困難となったことから小規模個人再生手続の申立てがなされたという事案について再生委員に選任されたケース
事案の概要10年以上前から投資を開始し、原資については借入れで賄っていた、当初は少額の借入れであったが、投資に失敗する→再投資資金を投入するということを繰り返すうちに負債が膨らんでいった、借りては返すということで何とか返・・・
自己破産による免責許可確定後4年後に多重債務者となり、個人再生を申し立てた事件の個人再生委員事件
紛争の内容 本債務者は、4年前に、自己破産手続き申立て、破産裁判所より、免責の許可を受けています。しかし、それから4年ほどで、多重債務者となり、支払いに窮するようになりました。しかし、破産法は、免責許可の決定確定日から7・・・